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切り株から木が生える クヌギ、コナラの萌芽更新
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木を伐採した後、その切り株から新しい芽がたくさん出て 15~20年後には元通りの大きさに成長する樹木の生態を「萌芽更新(ほうがこうしん)」といいます。

日本の里山ではこの性質を利用して、縄文時代以前から森を管理してきました。 長い歴史があるのです。

一度伐採してから15年後に戻ってきたら元通り。そしてまた伐採する。 それを適切に繰り返すことで、人は半永久的に薪というエネルギーを得続けることができます。


切り株から育つ芽は種から育つ芽に比べて成長も早いんです。
地面より高い場所にあるから光も豊富。
大きい根っこの上に育っているので水も豊富です。
グングン育ちます。

また同じ土地で何度も伐採を繰り返すことで樹木環境の遷移が止まり、 クヌギ・コナラといった落葉広葉樹の明るい林が維持されます。
人が手を加え続けなかったら常緑広葉樹の林に進み、暗い林に変わっていくことでしょう。

人が適切に伐採を繰り返すことで明るい森が維持されるのです。
明るければ野草も増え、それを食べる動物たちにも住みやすい環境となります。

萌芽更新を核として、人と自然の営みが長年に渡って続いてきました。
その長い歴史が、人と自然が強く結びついた豊かな生態系を築きあげたのです。

赤目の里山では今でも萌芽更新を利用して、
木質ペレットやペチカの薪、椎茸のホダ木などを生産しています。

あなたが赤目の森に来られた時、
たくさんの萌芽更新中の切り株達があなたを迎えるでしょう。

ぜひ見に来てください。




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